令和7年度の一般会計予算(358億7,000万円):財政調整基金から10.3億円を取り崩し、残高は約21億円の見込み
要約: 令和7年度の市の一般会計の当初予算(358億7,000万円、前年度比0.7%増)です。児童手当や保育、障害福祉、基幹システムの移行などが増える一方、大和田・坂田小学校の統合工事が終わるため教育費は減ります。財政調整基金(市の貯金)から10億3,000万円を取り崩します。賛成18人・反対2人で可決されました。
この議案は何をするものですか?
令和7年度(令和7年4月〜令和8年3月)に、市が1年間でいくら受け取り、何に使うかを決める予算です。
総額:358億7,000万円(前年度より2億4,000万円、0.7%増)
主な収入
| 収入 | 金額 | 前年度との比較 |
|---|---|---|
| 市税 | 178億8,700万円 | 4,000万円増 |
| 国からのお金(国庫支出金) | 56億682万円 | 2億2,230万円増 |
| 県からのお金(県支出金) | 26億2,394万円 | 2億6,718万円増 |
| 地方消費税交付金 | 23億100万円 | 3億100万円増 |
| 借金(市債) | 18億8,350万円 | 3億9,760万円減 |
| 基金からの繰入金 | 10億8,467万円 | 2億3,390万円減 |
市税は、固定資産税が減る一方、賃上げなどで市民税が増えると見込んでいます。
財政調整基金(市の貯金):10億3,000万円を取り崩します。市の資料では、年度末の残高は令和5年度の約42億円から、令和7年度末には約21億円まで減る見込みです。市は予算編成方針で「近年では財政調整基金に依存した予算となっています」としています。
主な使い道
| 分野 | 金額 | 前年度との比較 |
|---|---|---|
| 民生費(福祉・子育て) | 132億7,969万円 | 約9億円増 |
| 総務費 | 57億6,629万円 | 約5億5,000万円増 |
| 教育費 | 47億3,435万円 | 約10億2,600万円減 |
| 衛生費 | 40億5,844万円 | 約4,500万円減 |
| 土木費 | 24億1,590万円 | 約4,500万円増 |
主な事業
- 大和田・坂田小学校の統合施設整備(旧坂田小学校を周西の丘小学校の校舎として整備、令和7年8月完了予定):約9億2,966万円
- デジタル基盤改革(住民情報などの基幹システムを国の標準システムへ移行):約6億2,868万円
- かずさ水道広域連合企業団への出資(配水管の改良・更新):約3億2,509万円
- 小学校の特別教室へのエアコン設置:約2億5,695万円
- 旧清和公民館の解体工事:約2億2,132万円
- 内みのわ運動公園のリニューアル(民間の力を使って整備):事業者選定など約1,135万円。令和7〜10年度の整備に、最大約14億5,551万円の支払いの約束(債務負担行為)
新しい事業(市の資料で「新規」とされているもの)
- 児童発達支援センターの施設整備への補助(君津圏域4市で補助):約6,099万円
- 貞元、休場線の道路改良(児童発達支援センターの整備に伴う):約7,918万円
- 空き家などの解体費用の補助:約800万円
- 犯罪被害者等への支援、後期基本計画の策定、福祉作業所の除却・民営化
反対した理由は、審議結果の資料には書かれていません。
誰に影響がありますか?
市民全体に関係します。子育て世帯(児童手当・保育)、小学校の子どもたち(統合・エアコン)、内みのわ運動公園の利用者などに特に関係します。
審議の結果は?
令和7年3月25日の本会議で、賛成多数で可決されました(賛成18人・反対2人)。
- 賛成:創政会、令和新政、きみつ未来、公明党
- 反対:日本共産党、希望にみらい
- 採決に加わらず:奈良輪政五(令和新政)
反対した理由は、審議結果の資料には書かれていません。